この記事で説明する内容
なぜちゃんとしたフィットが重要なのか
適切なイヤーバッドのフィットが重要である理由はいくつかあります。完全にIQbudsが備える音質を体験するためには、選択したイヤーチップによって外耳道を密封する必要があります。適切な密封を達成出来ない場合、次のような問題につながる可能性があります。
- 低音の欠如
- 音量が十分取れない、または音場が狭く感じられてしまう
- イヤホンからのフィードバックノイズが発生する
- 装着がゆるく、耳からイヤホンが落ちるリスクが高い
- イヤホンを長時間装着したときの不快感や痛みが強まる
IQbudsは優れたサウンドのために作られています。このイヤーバッドには高性能のワイドバンド・バランスド・アーマチュア・ドライバーが採用されています。周波数特性とリニアリティが優れており、音響設計により真のワイヤレスフォームファクターで素晴らしいオーディオ体験を得ることができます。ただし上記の通り、適切なフィットを実現できていないと音質が著しく低下する可能性があります。
IQbudsを適切にフィットさせる方法
IQbudsは人間工学に基づいて設計されており、ほとんどの耳にぴったりとフィットするように設計されています。
以下のビデオでは、IQbudsを使用して適切なフィッティングを行う方法を紹介しています。
このビデオの主な内容:
最も安全かつベストな装着感が得られる位置を見つけるために、できるだけ多くのシリコンイヤーピースのサイズと形状をテストします。
イヤホンが正しく各耳に配置されていることを確認してください(各IQbudsの内側にある “L “と “R “の彫刻を探してください)。
先端を下にして垂直方向の位置に耳管にIQbudsを挿入してから、 保持と完全な密封を達成するために、頭の後ろに向かってそれらをねじります。
より良い密封を達成するためにIQbudsを挿入しながら、静かにあなたの耳の上部に上向きに引っ張ってみてください。
上記のビデオで実証されているように、IQBudsを取り付けた後は外耳道にしっかりと残っている必要があります。頭を激しく振ってもIQBudsはしっかりと固定されていることを確認してください。※飛び出さないよう注意しながら確認してください。
Nuheara製品の付属品
IQbudsは、8ペアのシリコンチップ(S、M、L、XLの楕円形タイプの4ペアと、XS、S、M、Lのラウンドタイプの4ペア)が付属しています。
IQbuds Boostには、8ペアのシリコンチップ(S、M、L、XLの4ペアの楕円形タイプとXS、S、M、Lの4ペアのラウンドタイプ)、さらにS、M、Lの3ペアのコンプライフォームチップが付属しています 。
追加のイヤーチップはどこで購入するのか
ランニングやワークアウトなどの活動中に長時間汗をかくことで、IQBudsの初期のフィット感が徐々に緩み、新たなイヤーピースが必要になるかもしれません。特にコンプライフォームチップはウレタン製ですので、原材料の特性からいって多湿の環境で長く使うと徐々に劣化していきます。イヤーピースはいずれも消耗品です。
製品付属と同等のセット品、並びに個別サイズでの提供については、日本での販売方法について現在検討中です。
サードパーティ製のイヤーピースを使用頂くこと自体は可能です。コンプライフォームチップについては、IQBuds専用品を使用しているわけでは無いため、基本的にはすでに販売店などで販売中のものをそのまま使用できます。
他に市販されているイヤーチップにはどんなものがあるのか
人間の耳はそれぞれ固有のものであり、場合によっては(稀ではありますが)、提供されているイヤーピースの先端サイズでは十分ではないことがあります。 Snugs(スナッグス)のような会社では、3Dスキャンとプリントを使用して、耳とワイヤレスイヤホンの両方のユニークなインプレッションを作成します。その結果、信じられないほどのフィット感とサウンドを提供する真のインプレッションを得ることができます。スナッグスについては、彼らのウェブサイトで詳しく知ることができます。
インターネット上には多くのサードパーティ製のチップが販売されていますが、すべてのチップをNuheara製品でテストすることが事実上不可能です。そのため、ご利用されようとしているサードパーティ製品に適合するかどうかについて、お問い合わせを頂いてもご回答できない場合があることをあらかじめお伝えさせて頂きます。